matyunagニャッシ

考えるな。感じろ

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ちょうどいい写真がなかったので、温存していたやつを。
ポジをスキャンしたものです。

若者殺しの時代 (講談社現代新書)

堀井 憲一郎 / 講談社



先程この本を読み終えました。
結論から言うとですね、
30代は今すぐ読むと良い。気がする。
お、なんだこの気弱な感じ。

大まかなところは私が格闘するより良いだろうと、見返しのところに書いてあるのを写しときますね。
「クリスマスが恋人たちのものになったのは1983年からだ。そしてそれは同時に、若者から金をまきあげようと、日本の社会が動き出す時期でもある。
「若者」というカテゴリーを社会が認め、そこに資本を投じ、その資本を回収するために「若者はこうすべきだ」という情報を流し、若い人の行動を誘導しはじめる時期なのである。
若い人たちにとって、大きな曲がり角が1983年にあった。ー本文より」

まずゾッとしたのがp170くらいにあるんですが
一番早い新幹線を「ひかり」=光速、次に早いのが「こだま」=音速。じゃあその光より早いものが出来た時にどうしよう、と頭を悩ませて考え出したのが「のぞみ」。
2002年に放送されたドラマ「漂流教室」では、崩壊した未来世界に迷い込んでしまう設定だったんですよね。
その完全に破壊された世界には「いのり」という新幹線の残骸がうち捨てられていた。
というくだりでしたー。

「いのり」ていう乗り物できそうじゃないですか?こわい。
祈りはいいです。祈ることにはなんの文句もないです。文句どころか尊いというかなんというか(混乱中)でもそれを、何かの名前にしてしまったらまた違ってきちゃう気がします。こわいです。
いや。まだそういうのが出来るって決まったわけでもないのに(暴走中)

落ち着こう。
「「初詣客が多い神社仏閣ベスト10」順位の変遷」という表が載ってたんですが、面白いことに1982年、1983年あたりを境に順位が固定されているんですね。
やっぱりその頃がターニングポイントだったんですねー。
ちなみにそれ以降の1位は明治神宮、2位が川崎大師か成田山新勝寺。

あと、1997年くらいから大学生の単位は「取る」ものではなく「来る」ものになった。とな。
え!?ワタシ1997年に大学に入ったんですけど。「単位来た」と言っている人なんてひとりもみたことがない!!
ええそうです。地方の大学ですとも。北九州ですとも。
情報が伝達されておりませんね〜。
今は九州の大学生も「単位来た」言うんでしょうか。
あ、今度いとこに聞いてみよう。

でですね。
極端な話、最終章だけ読めばいいかもって気もするんですが、説得力というものが落ちるかな?第6章までは斜め読みで!
社会システムの1タームの基本は60年だそうです。
それをふまえた上で「日本が近代国家を始めたのが1868年。そのシステムをやめたのが1945年。これは78年もった。大敗戦後のシステムは1945年に始めて、さてどこまで延命できるだろうか。早いと2015年。もって2030年だ。」
これがp189あたりです。

2011年。
起こって欲しくないかたちで次のタームへの変遷がはじまったみたいです。
はじまって欲しいと願います。
そこで著者は、「次の社会システムとは何だろう」とアタマで考え出した時点で沈むからね。」とアドバイスをくれてます。どーもどーも恐れ入ります。

「だからただ「考えるな。感じろ」というしかない」

だそうです。

私は共感したので肝に銘じます。そして忘れます。感じるためにね。
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by matyu_nao | 2011-04-07 18:56 | 読んだもの | Comments(2)
Commented by ayas at 2011-04-07 21:47 x
1983年か...中曽根内閣発足が1982年11月なんだよね。いろんなことがつながっていくな。その本、読んでみたい。
Commented by matyu_nao at 2011-04-08 15:18
ayas氏
読んでみてー^^私は図書館で借りたけど、買っても800円くらいだし、すぐ読み終えちゃうくらいの長さだよーん。