matyunagニャッシ

2013年5月、陸前高田。その2。

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りんご園にお邪魔した後は、米崎町女性会のアップルガールズさんたちに、「がんづき」作りを教わりました。
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がんづきは蒸しパンみたいなお菓子です。
日本製粉の全国粉料理MAPというステキな代物に説明がのっていました。

以下引用。

ほのかな甘みの元となるのは、黒砂糖や玉砂糖(ハチミツと粗糖を煮詰めてつくる再製糖)。そのために色は茶色っぽくなります。これを「黒がんづき」一方、上白糖(白砂糖)や牛乳を加えて、白く仕上げたものを「白がんづき」と呼びます。
トッピングにするのはクルミや黒ゴマがポピュラーで、まるく蒸された「がんづき」の上にちらばる黒ゴマを、月と雁(かり)の姿になぞらえ「雁月(がんづき)」と呼ぶようになったという風雅な名の由来があるそうです。

引用おわり。というわけで、くるみ。
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がんづきは蒸し上がるまで20分ほどかかるので、蒸している間にアップルガールズさんご指導の下、踊りました。

ひとつは、やなせたかしさんが作られたという「陸前高田の松の木」
もうひとつは、昔から盆踊りとかで踊られてきたであろう・・なんとか音頭とか、なんとか節とかいうアレ(名前を教えてもらったはずですが・・・面目ない)
その盆踊り的な踊りの時の写真。
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前で踊っていたお母さんの所作がとても美しくて。

きっと、お祭りの時なんかは、婦人会とか町会とかで揃いの浴衣を着て踊ってたんだろうなあ、と想像するとなんともですね・・・。

と踊っている間に蒸し上がりました。
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私が入ってたグループは若干トラブル発生で、それもまた楽しかったです。
がんづき名人、トラブル処理中。
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そして、みんなでおやつタイム。
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甘いとしょっぱいの無限ループ。

美味しくおやつタイムを終えて、ホテルに戻ってひとっ風呂浴び、ホテルで夕飯。
夕飯後、米崎小学校仮設住宅自治会長の佐藤さんのお話を聞きました。
佐藤さんの眼差しが印象深かったです。あえて書いちゃいますと、怒りと諦観、静かな暗い目でした(あくまで私の印象で、的外れかもしれませんが)でも話が終わった後の雰囲気とかで、優しい人なんだろうなあと思いました。

地震の予知は出来ません。防災はできないけど、減災はできます。
みなさん、よく使う駅の避難場所は確認していますか?
住んでいる地域の避難場所は確認していますか?
私は常にこのペンライトを持ち歩いています。
地下道などで停電にあって真っ暗になった時、まずどこを照らしますか?
足下じゃなく、上を照らして下さい。周りを明るくして下さい。
そうすると、周りが落ち着きます。
周りがパニックにならなければ、あなたの安全も確保されます。

といったお話をしてくださいました。
あと街作りが進まない理由とか。
ツアー参加者の中にも、ずっと支援を続けている人とかいて、そういう人の行動力(と人なつっこさ)には感心しました。
みんなそれぞれ、何か出来ることはないかなと考えている。
私は写真撮る意外、何か出来ることはないものか・・・・ぬぬーん。

そんな夜でした。爆睡。ボキャブラリーと思考能力の問題でね。諸々すみません・・・。




5月12日。曇り(帰る頃に晴れてきた・・)
8時半から米崎小学校仮設住宅にてBBQの準備にとりかかりまして。
めかぶを炭火で焼くの巻。
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10時半頃に住民の皆さんも集まっていらっしゃって、メインイベント巻きパン作り。
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棒に生地を巻き付けているのは、かの有名店ツオップの店長氏です。
アップルガールズさんたちも計量してみる。
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がんづき名人がめかぶを叩いてくれました。これも旨かったー。
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なんか・・・ほんっとどこ行っても食べ物の写真ばっかですな。
巻きパン。
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巻きパンはねーあんまりこんがり焼かない方がいいみたいですね。ふっくら感が大事!

なんと、ツブ貝の差し入れまでも!!
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キャベツが大量に余っている大変だ!というわけで急遽野菜炒め。
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そんなこんなでBBQも無事終了し、後片付けをして記念の集合写真を撮って、13時半に陸前高田を後にしたのでした。アップルガールズ撮影会の巻。
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バスから見えたサイボーグ一本松。

「奇跡」と言われるものをサイボーグとか言っちゃって顰蹙でしょうか。
でも枯れちゃったものを防腐処理して、中に鉄だかなんだかを通して無理矢理「よみがえった」ことにしちゃったら、それはもうフランケンシュタイン的なものでしかないと思います。
違和感しかありません。
この松の話については、安富歩先生の記事に賛同いたします→『先祖になる』と「奇跡の一本松」

ちなみに、これ工事してて枝の向きを間違えたそうです。コントか。

最後がちょっとブラックになってしまいましたが(まあ私らしいといえば私らしい。かも)有意義で楽しい旅でした。
バス8時間は長かったけど。隣に座ってた人が、通路を挟んだお隣さんと3時間ずーっと喋りっぱなしだったのにも感心しました。おかげで私はお二人のことに随分詳しくなりましたとも。
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by matyu_nao | 2013-05-21 20:04 | 旅ゆけば | Comments(0)