ひまつぶし
毎号載ってるんですが、どちらもアルバムをリリースされたとのことで、特集で。
表紙がふたりで手を繋いでいる写真だという・・・
表紙のデザインもいつになくオサレで。星野源の笑顔は愛くるしいのう。
ゆっくり休んでしっかり治してもらいたいものです。
対談の中での星野さんの話にとても印象的なくだりがありました。以下抜粋。
僕、今回倒れて初めて実感したんです。手術の前ってもしかしたら死ぬかもしれない恐怖があるじゃないですか。でもそれよりも、手術が成功して「これから生きる」ってことの方が辛かったんです。
段違いに辛かった。生きる方が辛いんだなって。だからそれはもう、地獄なんじゃないかって。つまり、生きること自体が地獄だなって。そこに僕は実体験として気づいちゃったんです。
だから逆に言うと、地獄が身近になっちゃったんです。「あ、地獄だ」とふと思うというか。地獄から抜け出ようとか、抗うとか、そういうのでもなく、「あ、地獄がいるな」っていう。
引用終わり。
細野さんは、この星野さんの発言に「よくわかる」と共感されています。
私も共感します。
星野さんほどリアルに体験したわけではないので、なんとなくですが。
そうなんだろうな、と思う程度に。
でもそれは、とっても絶望していてもうどうしようもない・・みたいなことではないのです。
淡々と、そういうものなんだって感じで。
ひまつぶしだからって、どうでもいいと思っているわけでは全くなく。
むしろ、丁寧に楽しくひまをプチプチつぶしていけたらいいなあって思います。
あと、全然話は変わりますが、同じ号のブロスに東京大学の五十嵐圭日子准教授なるかたの記事がありまして!
バイオマスだか、エネルギーに関する研究をされているようなのですが、それよりも(失礼)キノコの話が面白かったんですよ!!
3億年くらい前の石炭紀の地層を掘ると石炭がたくさん出てきます。
しかしその次のペルム紀の地層になると石炭が全く出てこなくなるそうです。
それはつまり、ペルム紀になって石炭の元である木が分解されるようになった。
木を分解できるのは、キノコだけだそうです。
そうするってーと、木を分解し尽くして石炭紀を終焉させたのはキノコだったみたい、って。
ペルム紀にはキノコの森が広がっていたのかもしれない!
とはいえ、植物の方も進化していくので、キノコの進化の過程はまさに植物とのイタチごっこだったといえる、みたいな。
おもしろーい(え?わたしだけ?)
いやあ。
面白かったから、ついつい切り取っちゃいました。
そんなこんなで。ひまつぶしでした(失礼)
☆
by matyu_nao
| 2013-07-01 20:51
| 日々あれこれ
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