matyunagニャッシ

ロングバケーション的な?

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ロングバケーションという名ドラマがあったではないですか。
あれは名作だった。
まあ人生にはロングバケーションもあるよね。みたいな。
早めの夏休みですか、的な。

という具合にヒマなので、図書館にお世話になっております。
面白かった順!

わたしを離さないで

カズオ イシグロ / 早川書房


この人の違う著作が目当てだったのですが、なかったので。
なんとなく何の話かは知っていたのですが、少しずついろいろわかりはじめるところとか、喧嘩の内容の機微とか、丁寧だわ衝撃的だわでぐいぐい引き込まれました。
原作も読んでみたい!


吉原手引草

松井 今朝子 / 幻冬舎


いわゆる地の文ってのがなくて、全部が誰かのおしゃべり(証言)で構成されているお話でした。なのでまあ若干まわりくどいところもあるけど、そこは時代物。許容範囲です。こちらもちょっとずつ話の筋が見えてきて、お見事でした。着地点は予想の範囲内ではあったけど、そこにたどり着くまでがおもしろかったー。
以前、ぶらタモリだったかで見た、吉原の回を思い浮かべながら読みました。吉原にちょっと詳しくなった(すぐ忘れるけど)


道化師の蝶

円城塔 / 講談社


構成が凝っていてですね。私は1回読んだだけでは・・・あんだって?て感じで、上手くのみ込めませんでした。
バカ残念。
それでも最後まで読ませるステキな日本語力。2回目にいろいろ確認しながら読み返すのも楽しかったです。


夜を吸って夜より昏い

佐々木 中 / 河出書房新社


冒頭10ページくらいまで、私はこれを読み通せるだろうか・・・とちょっと心配だったのですが、会話(といっても一般的な「」には納められていないのですが)が始まると、俄然引き込まれていきました。
難しい漢字がちらほら出てきて、でも美しくて、また改めて辞書を片手にきちんと読み返したいと思います。そして、地味に今の時代について考えさせられる内容。先日の新宿での焼身自殺未遂事件について作者は何を思ったでしょうか。


やすらい花

古井 由吉 / 新潮社


有名な作家さんなのですねー。今まで知らなかったなんて無念でございます。
こちらもまあなんて美しい日本語なんでしょうか、と思いながら読みました。見ならいたい、失いたくない言葉遣い。
そんなに古い著作ではないのですが、だいたい戦後すぐくらいからが舞台になっています。あと30年もすれば、もっと深く理解できるようになるだろうか、と思いました。


スタッキング可能

松田 青子 / 河出書房新社


これもちょっとわかりにくい構成だったな。するどい観察眼だわ・・と思いつつ、途中の「ウォータープルーフ嘘ばっかり」ではクスクス笑いつつ、会社員って大変だなとか思いつつ読みました。
きっと会社勤めの方は身につまされることもあるかと。


のぼうの城

和田 竜 / 小学館


忍びの国

和田 竜 / 新潮社


村上海賊の娘 上巻

和田 竜 / 新潮社


6月にしまなみ海道に行って興味を持ちまして、読んでみました。
忍びの国が一番おもしろかったです。

みなさまの夏休みのお供の参考にでもなれば。


最後に!
『グランド・ブダペスト・ホテル』がちょーおもしろかったです!
テンポは良いわ。かわいいわ。俳優はすばらしいわ、で。
底の方にちょっと悲しい感じが流れているのも、また良かったんだろうな。
英語のお勉強用にDVDを買ってしまいそうです・・・I beg your pardon? とかシャーロックじゃ誰も言わねー(笑。いえ。古いかしこまった表現なのだろうなというのは推測できますが。覚えていて損はないですか?)
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by matyu_nao | 2014-07-08 17:50 | 読んだもの | Comments(0)