matyunagニャッシ

カテゴリ:読んだもの( 32 )

蜜蜂と古文書

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怒涛の旧満洲旅行記から一転、放置プレイでしたが雨続きですねトーキョー。
去年だったかな?同じことをお空に向かって叫んだ気がします。

秋晴れって言葉を知ってるかー!?

写真は夏に撮ったものです。
昨日話していた方はローソンの街カフェは旨い、と主張されていましたが
私はファミマ派です。
どちらかというとファミマがマシかな派。
どうやら「店員さんが淹れてくれる」というのもポイントになっているようです。

ところで書くことがないので最近読んだ本の話を。
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ナゼかいつものリンクが貼れないので書影を持ってきてみたよ。
力作でしたよ。直木賞受賞作だそうで。
とてもおもしろかったけど2回は読まないな。「ユージニア」の方が好きです。
とりあえず恩田さんのクラシック音楽愛は溢れるほどに伝わってきました。
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ノンフィクションで淡々とした語り口なのですが
淡々と読み進めてしまうおもしろさでした。静かにスリリング。
イスラム過激派に占拠されてしまった街ってこんな風になるんだな、というのがよくわかりまして興味深かったです。
アフリカにこんなに豊かな本の文化があったなんて知らなかった。

上の2冊は、ここ最近の私の図書館であるところのお茶のお稽古仲間さんが貸してくださいました。

あとは安富歩先生の『満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦 』(角川新書)など。
中国東北部と万里の長城から下の地方の経済のあり方の話が!なるほどねー!でした。
そして安富節全開でウケました。

今は磯田なんとかさんが司馬遼太郎作品について書かれたものを読んでおります。
(これも貸してもらった)
何が言いたいのかよく分からないので、もう読むのやめようかなと思い始めてます。

半強制的に本を貸してもらえるというのは
自分の興味の範囲外からいろいろ繰り出されてくるので
大変ありがたく楽しいです。
ていうか蔵書数がすごい。





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by matyu_nao | 2017-10-21 17:03 | 読んだもの | Comments(0)

Twilight in the .......

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撮影のあれこれで、とても立派な出汁用トビウオをいただきまして。
アゴ出汁を取ってみたの巻。
贅沢でしたーおいしかったー。

というわけで、9月に中国東北部へ行く予定です。
いわゆる「旧満州」あたりに。
方々からの渋すぎるというお声もなんのその。

そんなわけで、せっせと知識を詰め込んでおるわけですが(すぐ忘れるけど)
映画「ラストエンペラー」を見ましたヨ。
ジョン・ローンがかっこよかったヨ。
セリフが英語だったからちょっとびっくりしたヨ。
中国(香港があったからか?)の俳優さんの英語力はすごいですね。

長かったー。でもおもしろかったー。
なんかすごいよね。中国。
この映画で素朴にすごいな、と思ったのが
紫禁城が思いっきり映画の舞台として使われていることです。
日本で考えると皇居で映画撮ったってことですよね。京都御所くらいか?
それを思うと、中国って激動だったんだなあなどと。

それで映画の中で「Twilight in the Forbidden City」という分厚い本が出てくるんですが
それの翻訳版「紫禁城の黄昏」もちょっと前から読んでました。
これがまたおもしろくないんだ(笑)
なんかいかにも翻訳って感じの文章でねえ。やたら長くてねえ。

監修者まえがきってところで「ラストエンペラー」の中で
「特に印象的なのは、黒い衣服を着ていつも少年皇帝の側に仕えているイギリス人であった。」
という箇所がありました。
これが「Twilight in the Forbidden City」の著者なんですけど
このようなさらっとした触れ方だったから、ちょろっと出てくるのかなーと思ってたら
ガッツリ重要な役割でしたヨ。おいおい。
黒い衣服とかあんまり着てなかったし・・・・。

いやしかし。
中国ってすごいなあ。
「ラストエンペラー」は衣装とか髪型とかもとても興味深かったです。

「皇帝」だったのに収監された挙句
一般人になるとかどんだけ壮絶な人生なんだ。
(なんてどうしようもない感想なんだ)






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by matyu_nao | 2017-08-26 17:44 | 読んだもの | Comments(0)

ことばっておもしろいねの巻

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あいかわらず写真と本文は全く関係がないです。ディルときゅうりのサンドイッチ。

『キメラ 満洲国の肖像』(山室信一)というのを読んでいます。

キメラ 満洲国の肖像 [増補版] (中公新書)

山室信一/中央公論新社

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68ページにですね
「満州事変のある時期に軍部が政府を引きずったように見えたのは、
その実輿論が政府よりも却って軍部を支持したからに外ならぬ。」

という一節がありまして、これは1931年刊行の橘樸編『満洲と日本』からの引用です。

ここで「輿論」という文字が引っかかりまして。
あれ。これ「よろん」って読むのかな?
でも世論は「せろん」って読むでしょ?
輿は「せ」とは読まないような気がするけど、あれ・・これ一体どうなってんだ?
と思ったのでしたー。

で、ちょっとグーグルせんせーに聞いてみたら
こんなサイトが出てきたヨ。

(慶應MCC 夕学リフレクションとかいうところのブログです)

もともと、輿論(よろん)と世論(せろん)は違う言葉だったそうで!
わりとよく知られた話のようでお恥ずかしいですが。

上のサイトによると
「「輿論」は正確な知識・情報をもとにして、議論と吟味を経て練り上げられるべきものに対して、
「世論」はたぶんに情緒的な感覚、日本語でいえば「空気」のようなものである。」

だそうです。

おもしろいなあと思ったところは
「明治の知識人や新聞は、両者を的確に使い分けていた」というところでした。

「明治の」っていうことは、冒頭で引用した文章は昭和初期のものなので、そこで使われた「輿論」という言葉は今でいうところの「世論」のニュアンスを持った言葉だった可能性が高いということですよね。
文章の内容的にも、どうも情緒的な雰囲気が漂っていますし。

うむむー。
勉強になりますなあ。
そしてこいういう、しっかりした学者さんの書かれた本は
文章もしっかりしていて良いなあとか思いながら読んでます。

輿論と世論が違う言葉なのだと知るだけでも
社会に対する姿勢がちょっと変わってくる気がします。

ことばっておもしろいね!!





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by matyu_nao | 2017-08-07 12:14 | 読んだもの | Comments(0)

世界は知らないことだらけである

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写真は下の投稿にあるカトルフィーユ×大金ハムうまうまコンビです。

お茶のお稽古仲間の方が本を貸してくださいます。
活字なら(ホラー以外)なんでも読むマツナガとしては
たいへんありがたい。

先日お借りしたのがこれ。

また、桜の国で

須賀しのぶ / 祥伝社


ヨーロッパでの第二次世界大戦?の端緒である
ドイツによるポーランド侵攻の頃の話です。
アニメ的キャラ立ち感がありとても読みやすく、ぐいぐい引き込まれました。

いくら歴史のカリキュラムが古代から始まって近代までたどり着かないとはいえ
私は知らなすぎるぞ、これ。と。
上記の本の参考文献に挙げられていた本も2冊ほど読んでおります。

こりゃポーランド行かねばならんな、と思いました。

そして、昨日だかから話題になっている
某ホリエモンがヒトラーのTシャツ着てテレビに出たとかいうアレ。
ご本人はシャレのわからないやつばっかりだ、とかのたまっているようですが
まさかヒトラーがやったことを知らないはずはあるまい?
ちゃんと知らないのかな。
知ってたらシャレでも着れないと思うんだよね。

だからあの人はイーロンマスクにはなれないんだな、とか。
余計なお世話ですけど思いました。







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by matyu_nao | 2017-07-14 18:56 | 読んだもの | Comments(0)

あさきゆめみし

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去年の暮れにいただいたさしみ湯葉。激ウマでした。

お茶の先生の姪御さんが成人なさるということで
記念写真を撮って参ったの巻。
その時にお土産にもたせてくださいました。激ウマ。
さしみ湯葉があんなにおいしいとは知らなかった。

ところで、お茶仲間の方からマンガ「あさきゆめみし」を借りました。
長かった!
あ、源氏物語です。
源氏物語を読んでみようかなあと思って、という話をしてたら
マンガがある!と貸してくださいまして。

借りる
貸してくれる

なぜ漢字が違うのか。
あ。主体の違いか。
40年日本人をやってきてはじめて気付きましたヨ・・・。
ニホンゴムズカシイネ。

いや。問題は平安貴族の姫さまがたですよ。
男性にすがるしか生きていく道がない。哀れであることよ・・・とか
やっぱ姫は見た目がすべてであるか・・・とか
どんだけ狭い世界でごにょごにょやってんだ・・・とか
考えながら読みました。

後世の人間が心の声をつけちゃうと
女性といえども殿方にすがらなくとも生きていけるようになりなされ
的なことも書けましょうが
本来の「源氏物語」だとそんなことにはなってないんだろうなあとも思いました。

藤壺の宮と紫の上が亡くなるシーンが印象的でした。
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タレの袋がステキでしたのよ。





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by matyu_nao | 2017-06-06 16:42 | 読んだもの | Comments(0)

カンブリア紀とか仏教とか

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2月に撮ったやつ。
この冬、わたしは生まれて初めておでんを作りました。おでんイイネ!
そして、このお気に入りのうつわは世界一おでんに合うと思っています。

ところで、こういう話は定期的に書いている気がして
実際去年の6月に恐竜くんの話で出てきていました。
でもまた書きます。

最近これを読んでまして。

眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く

アンドリュー・パーカー / 草思社


おもしろいんですけど、小難しくてなかなか進みません。
それで、カンブリア紀っていうくらいだから
またしても5億何千万年前から云々という時間軸で話が進むわけですよ。

そうすると、また人間はなんてちっぽけな存在なんだろう、と
しみじみ楽天的になるわけですよ(そっちか)
たかだか80年くらいの人生、しかも明日交通事故で死ぬかもしれず。
前回の投稿では「世界は長くて・・・」と書いたけど、それは椎名林檎さんのご意見であって
実際のところ短いよねーあははははー。

とお風呂でぼんやり考えるんですが
その一方で、今わたしの目に映っているこの世界だけが
わたしの世界の全てなんですよね。

おもしろいなあ。
これを写真で表現するとしたらどういう写真になるんだろうなあ、と。

あとですね。
以前よりたいへんお世話になっている雑誌「なごみ」で
今年は鈴木敏夫さんの対談連載の撮影をやらせてもらってます。
宣伝が遅れてしまいましたが、4月号がもう出てます。

なごみ 2017年 04 月号 [雑誌]

淡交社


表紙は国宝のお茶碗ですよ!

鈴木さんは、世田谷にある龍雲寺の細川和尚と仏教(禅)の教えなどについてお話されています。
(龍雲寺さんいろいろとイベントされているようですね!桜のライトアップ行かなくちゃ)
わたしもずっと現場にいて写真撮りながらお話を聞いているわけですが
なんかねー・・・いつもぼんやり考えている事について話されていることが多くて。
わたしは特に仏教について勉強したり本を読んだりしてるわけではないのですが。

なんでだろうなーと思ってたんですが、答えが見つかりました。
最近、えらいお坊さんの名前を聞くことが多くなって
興味が出たので、これを読んでまして。
(これは対談をまとめたもので、たいへん読みやすいデス)

アップデートする仏教 (幻冬舎新書)

藤田 一照 / 幻冬舎


46ページあたりに、(今の社会は)子供を塾だ部活だとどんどん忙しくさせて
ものを考える時間を与えないようにしている、的な話が出てきます。
山下良道さんは「一応中学生、高校生として学校にいる間ぐらいは最低限の義務は果たすけれど、午後四時からはわたしは学生である以前に一人の人間として、宇宙について考えたかった。で、実際にそうしていました。」とのこと。

これだ。答えはヒマだから。

なるほどねー!と納得したの巻。
こころに余裕があるというのは良いことです。昨日食べたとう飯。うまかった!
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by matyu_nao | 2017-03-30 16:37 | 読んだもの | Comments(0)

翻訳についてあれこれ

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ずいぶん前にフィルムで撮ったものをずいぶん前にスキャンした写真です。

お世話になっている方に教えてもらってこれを読みました。

翻訳教室 (朝日文庫)

柴田 元幸 / 朝日新聞出版


2004年10月から2005年1月にかけて、東大文学部で行われた柴田氏の翻訳の授業を、ほとんどそのまま文字化したものだそうです。
章の頭に元となる小説(英文)があって、それの翻訳についてあれやこれやと検討されていくわけです。

まえがきに

この本のなかで、ということは実際の授業のなかで、教師と学生たちが、それなりの熱を込めて論じ合っている/いた問題は、翻訳とか言葉の綾とかいった事柄に関心をお持ちでない方々からすれば、大半はどうでもいいことにちがいない。

という一文がありました。

ほんとそうだろうな、と(笑)
でも私は言葉の綾には昔っから興味があって、さらに近年(遅ればせながら)英語にも興味を持ち始めたので、たいそう楽しく読みました。
読み始めるとなぜかかなり集中できてしまう本で、電車の中では要注意でした。
言葉というものに興味関心がおありの方には、激しくオススメいたします。

で、この本がおもしろいのよーという話をしたら
元(?笑)オーストラリア人の友人(翻訳の仕事をしておられる)がこれを貸してくれました。

翻訳夜話 (文春新書)

村上 春樹 ・柴田元幸/ 文藝春秋


村上春樹氏と柴田元幸氏が翻訳に関するあれこれについて、語ったり質問に答えたりしたのを文字化したものです。
それと、同じテキスト(ポール・オースターのとレイモンド・カーヴァーの小説)をお二人がそれぞれ翻訳されたものが載っています。

この本も大変興味深かったです。
語られていることは翻訳についてのことなんですが、それは写真にも通じるところがあって、つまり何にでも通じるんでしょうね。
物事への対峙の仕方は普遍なんだなと思います。

最後の方、文章のリズムの話で柴田さんのこういう言葉があります。

僕、このごろますます感じるのは、やっぱり黙読してても呼吸はしてるんだなと思うんですよね。翻訳の授業をやっていても、ここに点を打て、全体に読点をもっと工夫しろとか、とにかくそればっかり言っているんですよね。こないだなんか、「この授業では、読点は人格上の問題だ」とまで宣言した。(p212)


こういう片寄った発言が大好きです、ワタシ。
そしてその通りだと思います。あは。
ブログを書いていても、SUMAUの連載 を書いてても、どこで読点を入れるかはいつも気にしています。
ここには入れたくないけど、でも平仮名が続いちゃって読みにくいかなーとか思ったら
どこかを漢字に直してみるとか。
何も考えてない風でしょうけども、意外と考えていたりしてたりする風なのですよ。意外と。存外。なにげに。

そんなこんなです。

そうそうそれとですね。
長編小説とかになると、翻訳には年単位の時間がかかるようです。
知らなかったー。すごいね大変なんだね。
海外文学をまた違った視点で楽しめるようになりましたよ。なに読もう!?まずは村上訳サリンジャーかな・・・
「SHERLOCK」をアホほど見るための口実から始まった英語学習ですが、
なんだか思わぬ感じで世界が広がっておりますデス。
楽しいデス。イエッフー。
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by matyu_nao | 2015-02-08 18:11 | 読んだもの | Comments(0)

ロングバケーション的な?

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ロングバケーションという名ドラマがあったではないですか。
あれは名作だった。
まあ人生にはロングバケーションもあるよね。みたいな。
早めの夏休みですか、的な。

という具合にヒマなので、図書館にお世話になっております。
面白かった順!

わたしを離さないで

カズオ イシグロ / 早川書房


この人の違う著作が目当てだったのですが、なかったので。
なんとなく何の話かは知っていたのですが、少しずついろいろわかりはじめるところとか、喧嘩の内容の機微とか、丁寧だわ衝撃的だわでぐいぐい引き込まれました。
原作も読んでみたい!


吉原手引草

松井 今朝子 / 幻冬舎


いわゆる地の文ってのがなくて、全部が誰かのおしゃべり(証言)で構成されているお話でした。なのでまあ若干まわりくどいところもあるけど、そこは時代物。許容範囲です。こちらもちょっとずつ話の筋が見えてきて、お見事でした。着地点は予想の範囲内ではあったけど、そこにたどり着くまでがおもしろかったー。
以前、ぶらタモリだったかで見た、吉原の回を思い浮かべながら読みました。吉原にちょっと詳しくなった(すぐ忘れるけど)


道化師の蝶

円城塔 / 講談社


構成が凝っていてですね。私は1回読んだだけでは・・・あんだって?て感じで、上手くのみ込めませんでした。
バカ残念。
それでも最後まで読ませるステキな日本語力。2回目にいろいろ確認しながら読み返すのも楽しかったです。


夜を吸って夜より昏い

佐々木 中 / 河出書房新社


冒頭10ページくらいまで、私はこれを読み通せるだろうか・・・とちょっと心配だったのですが、会話(といっても一般的な「」には納められていないのですが)が始まると、俄然引き込まれていきました。
難しい漢字がちらほら出てきて、でも美しくて、また改めて辞書を片手にきちんと読み返したいと思います。そして、地味に今の時代について考えさせられる内容。先日の新宿での焼身自殺未遂事件について作者は何を思ったでしょうか。


やすらい花

古井 由吉 / 新潮社


有名な作家さんなのですねー。今まで知らなかったなんて無念でございます。
こちらもまあなんて美しい日本語なんでしょうか、と思いながら読みました。見ならいたい、失いたくない言葉遣い。
そんなに古い著作ではないのですが、だいたい戦後すぐくらいからが舞台になっています。あと30年もすれば、もっと深く理解できるようになるだろうか、と思いました。


スタッキング可能

松田 青子 / 河出書房新社


これもちょっとわかりにくい構成だったな。するどい観察眼だわ・・と思いつつ、途中の「ウォータープルーフ嘘ばっかり」ではクスクス笑いつつ、会社員って大変だなとか思いつつ読みました。
きっと会社勤めの方は身につまされることもあるかと。


のぼうの城

和田 竜 / 小学館


忍びの国

和田 竜 / 新潮社


村上海賊の娘 上巻

和田 竜 / 新潮社


6月にしまなみ海道に行って興味を持ちまして、読んでみました。
忍びの国が一番おもしろかったです。

みなさまの夏休みのお供の参考にでもなれば。


最後に!
『グランド・ブダペスト・ホテル』がちょーおもしろかったです!
テンポは良いわ。かわいいわ。俳優はすばらしいわ、で。
底の方にちょっと悲しい感じが流れているのも、また良かったんだろうな。
英語のお勉強用にDVDを買ってしまいそうです・・・I beg your pardon? とかシャーロックじゃ誰も言わねー(笑。いえ。古いかしこまった表現なのだろうなというのは推測できますが。覚えていて損はないですか?)
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by matyu_nao | 2014-07-08 17:50 | 読んだもの | Comments(0)

日本酒みたいな文章

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小手毬ってかわいいですねー。
葉っぱが多いところもすき。

ところで吉田健一氏の『新編 酒に呑まれた頭』というのを読んでいます。
数年前に(あたためすぎ)とあるセミナーで薦められたのですが、その時のメモを読み返して思い出して買い求めてみたわけです。
吉田茂元首相の息子さんだったのですね。うへー。

とんでもない呑んべえさんだったようで、とりあえず呑んでる話ばかりです。
まあそういうのを集めた随筆集なので当然と言えば当然なのか。

流れるようなリズムの気持ち良い文章で、私は91ページの「ー何でもいいや。」がお気に入りです。最初の方は運河みたいな文章だなと思ってたんですが、真ん中へんのひたすら呑んでる話になると、とぷとぷと注がれる日本酒の上を小さいおじさんが滑りながら良い気分で運ばれているような・・そんなイメージがあたまから離れなくなるのでした。
こっちまで酔っぱらいそうです。
こんなに気持ち良くお酒を飲み続けられたら楽しいだろうなあ。

羨ましい限りです。
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パリ空の名作、プーレ・キュリーでした。
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by matyu_nao | 2014-03-16 20:43 | 読んだもの | Comments(0)

感覚を研くこと

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お仕事で撮ったやつの趣味カットです。
昨日夕方に煎茶をがぶ飲みしたからか、ぜんっぜん眠れなくて困りました。
カフェインに弱いわけではないハズなんですが・・・

それはどうでもよく。
長風呂のお供に、谷崎潤一郎の『文章読本』を引っ張り出してきて読んでいます。
何年前に買ったんだかさっぱり覚えていませんが、売りもせず持ち続けています。
読んだのなんて1,2回だと思いますけど。

『文章読本』なんてものを書くだけあって、谷崎せんせの文章はいいですね。
するすると流れるようにとても読みやすい。
上田秋成の『雨月物語』「白峰」の書き出しのところが「古典的名文のひとつ」として引用されているのですが、なんとまあ。美しいですのう・・と思いながら読みました。
きっと高校生の時なんて、意味をとるのに必死で、良さなんて感じなかったんだろうと。
年をとったってーことですかー
古典をきちんと読んでみようかしら、と思いました(寝るけどね。たぶんね)

少し前から思うところがあり、もっとわかりやすい文章を書いた方が良いのではないか、とか考えてていたのですが、谷崎センセイはというとですね。
がんがん省略しちまえ。それでこそ日本語だ。的な事を書かれていました。

やっぱりー?そうだよねー!
読んだ人が勝手に補えばいい話じゃーん?みたいな。

でもその後に、名文と悪文は紙一重。
調子こいてると支離滅裂な文章になりますぞ、とも。

・・・きゃー。
支離滅裂とかこころあたりがありすぎる。

それで、名文を感じ取るにはどうすればよろしいかと申しますと「感覚を研け」と。
なにごとも同じであると。

習い始めたばかりの頃は、三味線の調音などできないが、1年もすれば自分で出来るようになるのと同じことである。
名文を暗唱するくらいに読み倒せとのお達しでした。

写真はどうすればよいのでしょうね。
名作をありありと思い描けるようになるまで眺めるのか?
そういえば写真学校で、とりあえず自分の写真を部屋に貼ってひたすら眺めろ、そうすれば足りないものが見えてくるとかいうことを言われたような。そんな気が。しなくもない。

でもワタクシめは、もうそういう時期は過ぎて、それを元に実際に撮ることを通して研いていく段階に入っていると信じたい。いえ。そうでなければ困ります。そうなんです。と言い聞かせる。

おなかがへりました。←こういうところが支離滅裂なんじゃ・・・!!
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by matyu_nao | 2013-09-24 18:34 | 読んだもの | Comments(0)