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matyunagニャッシ

まるっと2年前。

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特記事項がないので再録でつ。
2007年3月3日に書いてます。やあねえ2年も前ですよ。
ちなみにこの本についてです。

きょうも料理―お料理番組と主婦 葛藤の歴史

山尾 美香 / 原書房


はい。でわどうぞ。

こないだ図書館に行ったときに目についたので、山尾美香さんの「きょうも料理」(原書房,2004)を借りてきました。2年前に読んだ記憶があるけど、内容はほとんど覚えてませんでした。
読み始めて最初に思い当たったのは,世の中には料理が苦手な人も嫌いな人もいるんだった、というごくごく単純明快なことです。
そして、読み終えて思ったのは,筆者は料理が好きで自ら進んで「家庭料理」を大事にしようとしている主婦もたくさんいるということを、見落としているのでは?ということでした。

「きょうも料理」は明治から昭和にかけて、「家庭料理」という概念が作られ、家庭料理と愛情が結びつけられる過程を追った論文です。副題に「お料理番組と主婦 葛藤の歴史」とあります。
筆者の言いたいことには納得できない部分もありましたが、「第5章バブルとホンネとイメージと」という昭和50年代から平成までのことが書かれている章はとても参考になりました。

この本によると料理写真は,60年代「教科書的」→70年代は視覚重視の「図鑑的」→80年代以降「ファッション雑誌化」という変遷を辿ったということです。なるほど。頷けます。
で、カメラマン的に読む価値があった、と思ったのはこの変遷の話だけで、私はなんでこんな社会学チックなものを読んでんだろう?ただ写真が撮りたいだけなのに。。。と自問自答したわけですよ。

でも写真が撮りたiだけっつっても考えなきゃいけないことはあるわけで、それとは別に一人の社会人として食育や食料の自給率のことや温暖化のことや新しい敬語のことや、なんだかんだと興味のあるところは掘り下げるべきなんだと思いました。
それが多分回り回って,カメラマンである私に繋がっていくはずです。私の写真に現れて来るはずです。
こんなこと考えなくっても写真は撮れます。単純に美意識だけでも。まあ私にどれだけの美意識があるかは知りませんけどねえ。
今はまだあれこれ悶々と考えてるだけだけど、そのうち何かに繋がってゆくことでしょう。


悶々悶々、2年後の今も試行錯誤の毎日です。
最近は機材の価格に頭を抱えております。
by matyu_nao | 2009-03-22 21:51 | 再録ズ | Comments(0)